坂元裕二(『anone』第7話)

『anone』第7話まだ見ていない方はご覧にならないようにご注意ください。
御願いします。Huluに入ってるのかな。Tverもあと少し。そちらをご覧ください。

 

www.ntv.co.jp

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「ハリカちゃんはさぁー、大人になったら何になりたいー?」

「もう、大人だけど、うーん、郵便屋さん、かなあ」「陽人(はると)くんは?」

「僕はね、あんまり面白いのじゃないよ」

「うん」

「えっとね。優しい人!」

 

ドラマ冒頭にこれまでの『anone』ダイジェストが入りすぎてたら無くなっていたシーンかもな、なんて思いました。

 

陽人君は学校でうまくいかなかったりする子です。そういうことに悩んでいた子が「大人になったら」と想像してるのが最高です。

『anone』のニセモノの家族と遊んで、理解されて、心に平穏をもたらしたのかもしれません。

 

前にブログで書きましたが、ここでもALというバンドのとの共鳴をみせます。

 

Sweetie 大きくなったら何になるの

ねえいつか 大人になったらどこに行くの

きっと君は未来が好きなはずだから

うつむかないでBaby 君のために

 

『ハンアンコタ』という曲は、「きっと君にも色々とあるだろうけどめげないでいこうぜ」と歌う曲です。

さらに「君のやんちゃが呼び覚ますいつかの坊や」や「影法師の向こう側には遠い記憶」という歌詞もあり、

6話だったかな、陽人を見て昔の自分を思いだしたハリカが泣いてしまうシーンを思い出します。

 

そのハリカと陽人が、大きくなったら何になるの?どうなりたいんだろう?と夢を描くのは未来と今の肯定からくるものだと思います。

 

逆に、今と未来のの否定からくるものはなんだろうと考えます。

ハリカ(広瀬すず)は更生施設に入れられたときの記憶が、ファンタジーや空想のようなものに書き換えていました。例えば、赤毛のanneのように。

青羽(小林聡美)は「銀河鉄道の夜」を読んだり。西海(川瀬陽太)はニセモノの拳銃に頼ったり。*1

 

それでもこういうファンタジーやニセモノ、空想が今と未来の否定からくるか、ともう一度考えると、

ある意味現実逃避であり今の否定でありつつも、未来の肯定であると思います。

 

『anone』では今まさに、偽札に作っている真っ最中。

中世古の希望は偽札を作ること。持本は「偽札を作ることは少なくとも僕の夢」と言い、ハリカはたった一つの約束を守るために偽札作りを手伝い始めます。

希望、夢、大事な人との約束の為、大事な人を守る為に、恩人の為に偽札を作る。

利害が一致してしまった人たちがこの後どうなっていくのか、あと3話でどうなるのか見ていこうと思います。

 

それぞれの夢が語られた7話。

他に、7話のすきなシーンを言うと、

冒頭の洗濯物を投げつけあった後に笑うシーン。『Woman』の田中裕子と二階堂ふみがカラオケに行った後に帰ってきて家で毛布にくるまる二階堂ふみと毛布を剥ぐ田中裕子、その後に笑いあうシーンを思い出してよかったです。

 

もうひとつ、働いて働いて帰ってきたハリカ。

自分がご飯を食べる前にネコにご飯を上げて、自分は食べずに寝てしまうシーンもよかったです。一番上の画像のシーンです。

愛された記憶がなくったって、猫も愛することができます。

 

 

youtu.be

 

AL、3月はツアー中ですので、お近くのライブに行ってみたらきっと素晴らしいバンドが見れると思います。名古屋、高松、東京、仙台、大阪が残っています。(9、11、15、23、28日)の5日です。

 

 

 

 

 

www.al-revivalrecords.com

 

 

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*1:結果的にホンモノの拳銃になります