AL 『NOW PLAYING』しばらくたって。10『青い泡沫 白い光』

AL 『NOW PLAYING』 が発売されたのが、2018年1月17日。

 

hand-maid.hatenablog.com

 

上にリンクした日記を書いたのが1月16日。発売日の前日に予約したアルバムがディスクユニオンから届きまして、なおかつ聴けたので衝動的に第一印象を書いてみたのがこれです。

 

そして、この日記はその後に感じたことを書き溜めて見ようと思い、記し始めました。

相変わらず的外れなことも言ってるとは思いますがご容赦ください。

あと、たぶん全部はやらないです。『ハンアンコタ』とかは子供でもわかるような歌詞になっていて、かつ何も言うことないほど素敵なので。

 

ototoy.jp

 

M1 会いにいくよ
M2 NOW PLAYING
M3 ショートナイト
M4ドリーマー
M5 ウォータースライダー
M6 とびましょう
M7 丘の上の記憶
M8 輝く飛行船
M9 LOVE ME
M10青い泡沫 白い光

しばらくたって思ったのが、宮沢賢治の『やまなし』。

宮沢賢治 やまなし

上の方や横の方は、青くくらく鋼はがねのように見えます。そのなめらかな天井てんじょうを、つぶつぶ暗い泡あわが流れて行きます。
クラムボンはわらっていたよ。』
クラムボンはかぷかぷわらったよ。』

 

『青い泡沫 白い光』は水の底にいる蟹ではないかと。そういう解釈が個人的にしっくりきました。底にいる蟹がぷかぷか泡を吐きそれは揺れながら水面に到達する。

そのぷかぷかは蟹の存在証明である。「ここにいるんだよ」「ここにいるんだよ」

 

クラムボンという謎のものは「かぷかぷわらったり」「死んでしまったり」する。

それは『青い泡沫 白い光』「一緒にいるんだよ」「一緒にいたんだよ」と似ている。

 

前回のブログに『蜘蛛の糸』の延長上のような。と書いたんですが、この『やまなし』にも虹の描写があったり、

部屋から天井を見ているように蟹は水面を見ていて、カワセミの黒いくちばしが魚を獲って水中にまっすぐ入ってきたりしますが、最後にはやまなしが落ちてきます。

 

 間もなく水はサラサラ鳴り、天井の波はいよいよ青い焔ほのおをあげ、やまなしは横になって木の枝えだにひっかかってとまり、その上には月光の虹にじがもかもか集まりました。
『どうだ、やっぱりやまなしだよ、よく熟している、いい匂いだろう。』
『おいしそうだね、お父さん』
『待て待て、もう二日ばかり待つとね、こいつは下へ沈しずんで来る、それからひとりでにおいしいお酒ができるから、さあ、もう帰って寝ねよう、おいで』

 

もしも、この『やまなし』が『蜘蛛の糸』や『青い泡沫 白い光』で求めているようなものならば、まっすぐに落ちてくるといいなと思います。二日ばかりまたないといけないですが、まっすぐに。白い月明りは水で屈折しますが、光自体はまっすぐにまっすぐに。

 

youtu.be

 

 

宮澤賢治太宰治三島由紀夫長澤知之は僕の親友だ。
猫と水星人と縄文杉ギリシャ庭園の噴水は僕の親友だ。
どこにいる?どこにいる?って駆けずり回ったブラックホール
今日は晴れていたから、とりあえず安心さ。

鯨ももちろん親友さ。

http://andymori.com/blog/blog.php?y=2010&m=03&select=oyamada

 

【余談】

後で気がついたが、谷川俊太郎『まっすぐ』という詩は必見。

青い泡沫は『やまなし』白い光は『まっすぐ』。

個人的にです。よりイメージができると思います。海底からまっすぐ泡、矢を放つんだ。 

 

【余談2】

地球と月、「一緒にいるんだよ一緒にいたんだよ」はビッグバンの後も前も。みたいな感じもありますね。

 

M11ハンアンコタ
M12地上の天国なソングライターの歌